黒門カレー

- COLUMN -
開発のキッカケ

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開発のキッカケ6

魔法がかけられる隙を無くして、誰が作っても同じカレーにするために、グラム単位、分単位でのレシピ化が必須になると考え、その日から私のカレー作りは単なる調理ではなく、研究となりました。

晴れの日、雨の日、曇の日、朝の時間、昼の時間、夜、夜中、野菜の種類、刻み方、刻む大きさ、炒め方、それぞれにかける時間、ありとあらゆる要素を徹底的に実験しました。いよいよ魔女疑惑が深まります。

レシピの隙間を埋めては、いろんな人にわたしのレシピでカレーを作ってもらい、そのたびに同じ味になるか確認しながら、手順1と手順2、手順3とそれぞれの手順の間を埋めていく作業は想像以上に大変でした。

気がつけばレシピ化を決意してから二年半が経過していました。

(カレーが嫌いになりそう次回へ続く)

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